作成日:2025/08/07
密集型熱中症にご注意
今年の夏も酷暑が続き、テレビでは毎日のように熱中症患者の搬送状況が報じられ、「熱中症対策」を呼び掛けています。
【熱中症になる仕組み】
@ 高温多湿などの環境下にいることで、体に熱がたまっていき、汗がでる
A 湿度が高いと汗が出ても蒸発することができなくなる
B 体の熱を外へと逃がしにくくなり、体に熱がたまって熱中症になる
最近では「密集型熱中症」という言葉を目にするようになりました。
「密集型」というのは多くの群衆が集まる場所をさします。
人が密集する場所では風通しが悪くなるため、人から放出される熱や汗が蒸発しにくく、呼気により周辺の湿度が上昇します。
人工的に危険な環境が作られ、熱中症のリスクが2倍、3倍になると言われています。
今の時期は花火大会やお祭り、音楽フェスなどの大型イベントが開催されますので、
夜であっても多くの群衆が集まる場所に長時間留まることがないように注意する必要があります。
日常生活においても、混雑した駅のホームや大きな交差点もリスクが高まりますので注意するようにしましょう。
【環境省の熱中症予防情報サイト】